選挙

少し、まじめな話
明日は台湾の選挙だ。各都市の市長、議員を各地で決める。
今後の政治の流れに大きな影響を与える選挙だ。
現在の与党は民進党、南部では常勝だったが、高雄市長、台南市長とも中央へ転身
した為、新人での戦い。それでも、台南はともかく、高雄は国民党がかつかもしれない情勢らしい
北部では台北市は現職の第三勢力の柯Pがやはり人気の面で強そうだ。
前回の選挙では民進党は候補を立てずに、彼をサポートしたが、今回は３つ巴となっている。

どの程度、日本で報道されているか、わからないが、こちらでは大陸の選挙介入が話題になっている。
中華民国で、国共戦争の国民党、比較的独立志向の高い、民進党、と第三極といった感じだが
なかなか日本からは感じにくいと思うことだが、台湾に住む人の大半は現状維持を望んでいる
と思う。もし生活がまったく変わらないという保証があるなら、台湾という國を作るという選択する
人が多いと思う。だが実際には
大半の人は今の生活の方が重要なのだ。経済の大陸への依存度は高い。
観光だけではないのだ。（観光もダメージを受けているが）
そもそも独立といっても、中華民国から独立するわけで、中華人民共和国ではない
ここらあたりも、微妙。

ひとつ、言えることは台湾は台湾に住む人（国民）が決めること。
我々は部外者だ。無論大陸人も部外者